SSブログ

ポルシェかBMWかフェラーリか [時事]

わたしは、車輌板金塗装が本業です。

見習いではいった修理工場は、BMW、ポルシェが多かった。



初めて、パテを塗って研いだのが、なんと!E30型M3!「なんだよ、この車・・フェンダーでけーよ・・盛り上がってるし・・」

と、文句を言ってたのを思い出します(汗

今思えば、得体の知れないアホそうな若者に、当時の高級車を

任せてくれたふとっぱらの社長には、とても感謝しています。

もう25年くらい前の話です。

工場には、ポルシェが一番多く、911、924、944、968など、

バブル期の初期でしょうか、ひっきりなしに入庫してました。

このときに、930、のちに964、の911ポルシェに出会う訳ですが、

当時は、うるさくて、金属的っていうか、質実剛健な作りのポルシェには、

全く興味なんて沸きませんでした。

ドアはカキン!、エンジンはヒュインヒュインと、な~んか人間味がありません。

内装も、10000000の車にしては、とってもチープです。

う~~~~む???

買う人、理解不能でしたね。

毎回毎回、毎日毎日、ポルシェを扱う度、

日本車にはない、走る機構の充実ぶりが露呈していきます。

ブレーキ、アーム類、強健なエンジン、固いフレーム、不思議なシフト感。

見えないところにお金が掛かってます。

ふ~~ん。

ドイツ人もこだわってる人、いるんやね。

と、何か、芯があるっていうんでしょうか?

譲れない部分は、徹底的に高価なものを奢ってます。

見えなくても。

男意気なポルシェ!とだんだんと思うようになったとき、

先輩の板金屋さんが、くず鉄みたいなナローポルシェを仕入れ、

みるみるレストアしていきます。

RUFのフェンダーを纏い、エンジンもチューンUP。

ロールバーに、ダックテール、黄色。

いやーすげーー!と。

この人も、男前だなぁ!と思いましたね。


それから少しして、工場を変わったり、トラックを塗装したり、

いろいろ経験して、自営の道へ。


実は、BMを買ったのは足と思ってでした。

仕事での話の種にもなりますし。

本当に探してたのは、964か、993の空冷ポルシェです。

ちょうど出物がなく、思案してたときに、息抜きに見たオークションで、

ピン!とくるBMW、E46、今の323iMスポーツと出会ったわけです。

空冷ポルシェを維持するには、まずOHして不安を一掃して

乗り出したいと思っていました。



車輌で150万、OH(オーバーホール)で130万かな。

自分でターボルックにしたりして。

となると、フェラーリの348も射程内か?などと、妄想はふくらんでました(笑

知人達がF40、348、ディノなど乗って我が家にやってきたとき、



348のバランスの良い車格に見惚れた訳です。


でもですねぇ、TE71に引かれるわたしには、羊の皮をかぶった系の、

アルピナさんが気になってきてる訳でして。



お買い物から、高速、峠、はたまたサーキットまで。

かなりの満足度なカーライフが送れそうな予感がします。



まぁ、理想はポルシェかフェラーリが車庫にある訳です。

日頃働いてくれるアルピナに変わって、

たまにスポーツカー然たる車に乗るって訳です。

ポルシェのGT2RSや、フェラーリベルリネッタに乗ろうって訳ではないんです。

誰でも頑張れば十分叶う程度のものだと思います。

わたしはまずは、車庫からなんですが・・・(苦笑

さ、仕事頑張ります!^^
nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

玖珠~九重~玖珠~九重~つづき① ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。